補助金・助成金の特長について

2016.02.03

全国で毎年3000近い補助金・助成金・交付金・奨励金等が募集されているといわれています。

補助金や助成金といっても内容はさまざまあります。ものづくり補助金以外にどのような補助金があるのでしょうか。またどのような特徴があるのか紹介します。
 

補助金・助成金の特徴

なお、ものづくり助成金、ものづくり補助金という人もいますが、正式には、平成25年度補正「中小企業・小規模事業者 ものづくり・商業・サービス革新事業」、平成26年度補正「ものづくり・商業・サービス革新補助金」、平成27年度補正「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」など名称が異なり内容も若干異なります。
 
 

<補助金・助成金の特徴>

①基本的に返済不要

  企業の収益となる(注:ものづくり補助金は収益納付あり)。
 
 

②窓口が多岐にわたる

補助金等の窓口機関
 
・各省庁(経済産業省、厚生労働省、財務省、総務省等)及び関連機関
 
・都道府県及び関連機関・市町村及び関連機関・財団等(企業が運営するもの等)
  例:中小企業向けの補助金等の窓口も補助金毎に多岐にわたる。経済産業省、
    総務省、国土交通省、中小企業庁、経済産業局、独立行政法人中小企業基盤整備機構、
    独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)、日本商工会議所、
    全国中小企業団体中央会、厚生労働省、ハローワーク、県、市、等
 
 

③申請時期、予算が限定、事前に申請書類を出し、認められる必要あり

  申請期間が2週間程度や、予算が限られている場合も。
  経費を使う前等、事業実施前に認定や採択を受けておく必要あり。
  事業完了後や物品購入後に申請することは基本的にできない。
 
 

④手続き方法がそれぞれ異なる

  窓口が違うのと同様、申請書類の作成方法はそれぞれ異なる。
  補助金等ごとに異なる。
 
 

⑤認められるかどうかの判断基準がそれぞれ異なる

・形式審査のみ
 申請の要件、基準を満たしていると、基本的に得られるもの(厚生労働省の助成金等)
・審査委員会などでの審査
 審査委員会などで申請書類を審査し、優秀と認められた事業にのみ得られるもの
 (ものづくり補助金等)
 
 
 

⑥基本的に後払いである

  補助金、助成金の入金は一般的に事後払いである。一般的な流れは、計画の申請→
採択・認定→事業実施・物品の購入など→事業完了→完了報告→交付・入金となる。
 
 
 

<補助金や助成金を毎年の事業に組み込めるかが肝>

 情報のキャッチ → 自社で利用できるか、メリットがあるか判断 → 申請書類の申請
補助金や助成金があることを知っていても実際に申請しなければなにも始まりません。
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