IT導入補助金を申請を検討する際の注意点①(平成28年度補正 サービス等生産性向上IT導入支援事業)

2017.01.30

平成29年度補正予算「IT導入補助金」(2018年春公募開始)については → 「IT導入補助金」申請サポート

IT導入補助金(平成28年度補正 サービス等生産性向上IT導入支援事業)を申請する際、補助金の金額によって記入する様式が異なります。申請書類は次の3種類あります。

 

1.補助金額 20~50万円未満(499,999円まで)

 「おもてなし規格認証 2017」(紅、金、紺、紫認証のいずれか)の登録番号を申請書に記載する欄があります。
 一番下のランクである「紅」はオンライン上で申請でき、即時取得できます。
 なお、金、紺、紫の認証を受けるのは有償で認定団体の審査が必要です。
 (当社も「おもてなし規格認証 2017」の紅認証を取得済みです)
 

2.補助金額 50万円~80万円未満(799,999円まで)

 「おもてなし規格認証 2017」に認証されているかに加えて、
 認定された「専門家」の支援を受けているかどうか申請書に記載する必要があります。
 この認定された専門家とは、よろず支援拠点、地域プラットフォーム、ミラサポに在籍・登録のある専門家等です。
 記載するには、専門家に申請書類のチェック、各種アドバイス等を受けている必要があります。
(なお、当社株式会社リブウェルの代表である、牧野谷 輝(まきのや あきら)はミラサポに登録された専門家です)
 

3.補助金額 80万円~100万円

 「おもてなし規格認証 2017」の登録番号、専門家の支援を受けているかどうかに加えてさらに、
 「中小企業等経営強化法」に基づく経営力向上計画の認定を記載する欄があります。
 経営力向上計画を取得している場合は、認定証を提出します。
 現在、経営力向上計画を申請中の場合は、申請を行っていることを記載します。
 注意したいのは、その認定を受けるまでは、IT導入補助金の交付決定がされないという点です。
 経営力向上計画は認定されるまでに2か月以上かかる場合があります(担当する省庁・部署による)。
 製造業など経済産業局が窓口となる場合は1週間からと早いことが多いですが、
 飲食店などは、農政局と厚生労働省のチェックが入るため、書類に不備がない場合でも2か月程度かかることがあります。
 

まとめ 

IT導入補助金が採択されてから、実施完了(ITツールの導入、支払いの完了など)期間が短いため
経営力向上計画を申請する場合は、早めに対応されたほうがよいでしょう。
 
IT導入補助金の申請を検討されている方はお問い合わせください。
 
平成29年度補正予算「IT導入補助金」(2018年春公募開始)については → 「IT導入補助金」申請サポート
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